小中学校事務職員の期末勤勉手当(ボーナス)について

今回は小中学校事務職員の期末勤勉手当

いわゆるボーナスについて書きます。

4月に採用されて6月の末にはさっそく最初の期末勤勉手当がもらえるわけですが

いったいいくらもらえるんだ?!

誰もがそう思うはずです。

今回も愛知県の給料を例に紹介します。

初任者の最初の期末勤勉手当の支給額

初任者(独身)の号給が25号給だとします。

愛知県行政職の給料表から見てみると給与は180,000円ですね

ここから計算すると最初の6月末にもらえる平成30年度期末勤勉手当の総支給額は

126,798円

になります。(ここから年金や保険の掛金や所得税とか色々引かれて手取りは減ります)

期末勤勉手当の計算式

期末勤勉手当はザックリいうと

期末手当+勤勉手当=期末勤勉手当

期末手当やら勤勉手当の意味はGoogle先生が教えてくれます。

 

では肝心の計算式ですが

これから紹介するのはあくまで愛知県での例ですので

他県では地域手当や、掛率が違ったりするのでご了承ください。(

ただし計算式自体に違いはないと思います)

①期末手当の計算式

期末手当基礎額 × 支給割合 × 期間率 (円未満切り捨て)

②勤勉手当の計算式

勤勉手当基礎額 × 支給割合 × 期間率 (円未満切り捨て)

このような計算式です。

ではそれぞれの項目の計算式や率を書いていきます。

期末手当基礎額 = 給料の月額 + 扶養手当 + これらに対する地域手当(10.5%) + 役職段階別加算(※)

勤勉手当基礎額 = 給料の月額 + これに対する地域手当(10.5%) + 役職段階別加算(※)

支給割合 = 期末手当支給割合(1.225)
       勤勉手当支給割合(0.9)

期間率 = 4月1日採用の初任者は期末、勤勉ともに30%

(※)ここでは役職段階別加算は省きます。

(初任者に役職段階加算がつくことはほぼないので)

初任者の最初の期末勤勉手当の計算式

では上記の計算式に数字を当てはめてみましょう。

期末手当基礎額(180,000円+18,900円) × 支給割合(1.225) × 期間率(30%) = 73,095円(円未満切り捨て)

勤勉手当基礎額(180,000円+18,900円) × 支給割合(0.9) × 期間率(30%) = 53,703円(円未満切り捨て)

最後にこれらを足します。

①73,095円 + ②53,703円 = 126,798円

ということで初任者の6月末にもらえる期末勤勉手当の計算方法を紹介しました。

では「じゃあ12月にもらえる期末勤勉手当はいくらなんだ?!」
という話になりますが、それは次の記事で書きます。

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