学校事務職員の臨時的任用の募集を見て、「未経験でも大丈夫なのかな?」「どんな仕事なんだろう?」と、迷っている方はいませんか?
未経験でも本当にやっていけるのだろうか、学校という独特な職場で自分に務まるのだろうか、と不安になる気持ちはとてもよくわかります。
私も気がつけばこの仕事を始めて10年を超えましたが、最初は同じように期待と不安が入り混じった気持ちで求人を見ていました。
結論からお伝えすると、未経験のあなただからこそ、今すぐ一歩を踏み出してほしいと思っています。
今回は、現場で働く先輩の目線から、あなたが一番気になっているであろう仕事の本当の姿と、安心して飛び込んできてほしい理由をお話しします。
驚くほどやることが多い?学校事務は学校の中にある小さな市役所
初めてこの仕事に興味を持った方が驚くのが、業務の幅広さです。一般的な会社のデスクワークをイメージしていると、少し戸惑うかもしれません。
学校事務の仕事は、お金の管理、物品の購入手続き、先生たちの給与や出張の手続き、学校の建物の修繕手配、さらには家庭の事情に合わせた就学援助の手続きまで、本当に多岐にわたります。
例えるなら、市役所のいろいろな課がやっている仕事を、すべて1人でこなす小さな市役所のような状態です。
また、静かにパソコンに向かっているだけではありません。
職員室への来客対応や保護者からの電話、地域の方々との関わりなど、人と接することがとても多いのも大きな特徴です。
初めの数ヶ月は孤独で泣きたくなる?それでも1人じゃない深い理由
公立の小中学校では、事務職員が学校に1人しか配置されていない学校が少なくありません。
実際に未経験で臨時任用の世界に入った仲間に話を聞くと、最初のうちは孤独感がすごかった、という声をよく耳にします。
近くの学校の先輩事務職員がサポートに来てくれる流れはありますが、その先輩も自分の学校の仕事があるため、ずっと付きっきりでいてくれるわけではありません。
先輩が自分の学校に帰ってしまい、職員室に自分1人だけが事務職員として残された時間。
電話が鳴っても、何の用件なのか、誰に繋げばいいのかすらわからない。
この1人の時間が、精神的にきついと感じる時期は確かにあります。
しかし、安心してください。
今は共同学校事務室といって、近隣のいくつかの学校でグループを組んで、みんなで足並みをそろえて仕事を進める組織が整っています。
昔のように、1人の事務職員が誰とも繋がらずにバラバラに悩む時代は終わりました。
あなたが困ったとき、近くの学校の仲間たちが必ずサポートしてくれます。
これは気休めではなく、本当に全員であなたを助けます。
なぜなら、私たち経験者も、最初の頃に同じように助けられてここまで来たからです。
パソコンが苦手でも大丈夫?現場が本当に求めている人の特徴
未経験での応募を迷っている方の中には、特別な事務スキルが必要なのではないかと身構えている方もいるかもしれません。しかし、現場が本当に求めているのは、高いITスキルよりも別のところにあります。
まず何よりも大切なのは、人と接するのが好きなことです。学校事務は来客対応や電話応対が非常に多いため、明るい対応ができる人がとても重宝されます。
次にパソコンのスキルですが、多少触れる程度でも十分にやっていけます。
エクセルやワードの基本的な文字入力や簡単な操作ができれば問題ありません。
エクセルの難しい関数などは使えなくても困ることはないです。
ただし、パソコンの画面を見るのも嫌というような強い拒否感がある場合は難しいかもしれませんが、普通にインターネットや書類作成ができるレベルであれば大丈夫です。
そして一番歓迎されるのは、わからないことは遠慮せずにすぐ聞ける人です。
知ったかぶりをせず、素直に周りを頼れる人こそが、結果として一番スムーズに仕事を覚えることができます。
職員室は味方だらけ!困ったときにあなたを全力で守る頼れる存在
困ったときに頼れるのは、学校の外にいる事務職員の仲間だけではありません。
あなたが毎日働く職員室を見渡してみてください。校長先生や教頭先生、学校のまとめ役である教務主任の先生など、頼れる職員がたくさんいます。
事務の専門的な手続きのやり方はわからなくても、学校内のルールや、どう対応すべきかという判断が必要なことは、管理職をはじめとする周囲の先生方が極めて温かくサポートしてくれます。
わからないことは、恥ずかしがらずに「教えてください」と周方に声をかけてみてください。
学校全体であなたを支える体制は、あなたが思う以上にしっかりと整っています。
背伸びは不要!最初の1ヶ月を肩の力を抜いて乗り切る3つの約束
未経験のあなたが、最初の数カ月を少しでも楽に過ごすための知恵をお伝えします。
それは、最初からすべてを1人でこなそうとしないことです。
すべての業務を一度に理解して、ミスのない書類を作る必要はありません。
まずは、次の3つだけを意識してみてください。
1つ目は、元気な挨拶をすること。
2つ目は、電話がかかってきたら相手の名前と用件、連絡先を正確にメモすること。
3つ目は、わからないことは自分で判断せずに、必ず誰かに確認すること。
周囲の先生方は、事務職員が最初からすべての仕事をスムーズに進められるなんて期待していません。
それよりも、明るく対応してくれて、正確に伝言を回してくれるだけで、どれほど救われるかわかりません。
まずはそこからスタートすれば十分です。
子育て世代にも優しい休暇制度が整っている環境
もしあなたが、育児をしながら学校事務職員として働こうと考えているなら、これ以上ないほど恵まれた環境だと言えます。
学校事務職員は公務員の枠組みで働くため、子育てに関する休暇や休業の制度がしっかりと準備されています。
これは正規の職員だけでなく、臨時的任用として働く場合でも、一定の条件を満たしていれば同じように制度を利用することができます。
例えば、子どもの急な発熱や学校行事のときに使える休暇、送り迎えの時間に合わせた勤務の調整など、働く親を支えるための各種制度が用意されています。
周りの先生方も子育てに理解がある人が多いため、子どものことで急に休まなければならなくなったときも、お互い様の精神で温かく送り出してくれる風土があります。
ただし、詳しい利用条件や内容は自治体や任用期間によって細かく異なるため、具体的な内容は事前に教育委員会や自校の規定を確認してください。
あなたが来てくれるだけで救われる!喉から手が出るほど欲しいあなたの力
学校事務という仕事は非常に専門性が高いため、誰かが急に休んだり退職したりした際、その代わりとなる補充の方を探すのが本当に難しいという現実があります。
学校事務職員が1人欠けるだけで、学校の運営はたちまち大変なことになってしまいます。
だからこそ、未経験であっても、臨時的任用として学校に飛び込んできてくれたあなたの存在自体が、現場の私たちにとっても、教育委員会にとっても、本当にありがたくて感謝すべきことなのです。
最初の数カ月は、本当に右も左もわからなくて大変だと思います。
それでも、人と話すのが好きな人であれば、いろんな人が助けてくれるので必ず乗り越えられます。
学校事務は、子どもたちの成長を陰で支えながら、学校という組織を動かす素晴らしい仕事です。
各自治体によってルールは細かく異なるため、具体的なやり方は自校の規定や周りの先輩に確認していけば大丈夫です。
一歩を踏み出すあなたを職員室でお待ちしています
学校事務は、子どもたちの成長を陰で支えながら、学校という組織を動かす素晴らしい仕事です。
仕事の幅は広いですが、その分、自分の工夫次第で学校の環境を良くしていけるやりがいがあります。
応募を迷っている時間はもったいないです。
あなたの勇気ある一歩を、私たちは職員室で心から待っています。
困ったときはいつでも、私たちのブログを頼りにしてくださいね。
質問も随時受け付けています!

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