質問の回答その⑧/学校事務職員は学校以外の方たちと関わる時に気をつけることは?

今回もコメントにて質問をいただいたのでこちらで回答させていただきます。

(いい加減ネタを書け)

歯磨き大好き さんより

私は4月から小学校で事務職員として働きます。一人配置で離島での勤務ということもあり、
不安もありましたが、ブログを読んで、少し緊張がほぐれたような気がします。
質問させていただきます。学校事務は多くの方と関わる仕事ですが、学校以外の方(保護者や地域の住民)と関わるときに気を付けていることはありますか?地域の行事にも積極的に参加してほしいと教育委員会に言われており、私自身も役立てるのであれば、お手伝いしていきたいと思っており、質問させていただきました。

歯磨き大好きさんご質問ありがとうございます。

今回の質問の要点は以下のとおりですね。

  • 学校以外の方たちと関わるときに気をつけていること

学校事務職員は学校以外の方たちと関わる時に気をつけることは?

歯磨き大好きさん、この度は学校事務職員の採用おめでとうございます。

1年目から1人配置の離島とはなかなかヘビーな1年目になりそうですね。

私自身、離島での勤務をしたことがないのですが、経験者から話を聞くと

離島は一つの社会になっているので学校と地域との関わりが他の地域に比べて多くとても重要だそうです。

地域の行事にも参加しなければいけないこともあるそうで、半分学校事務職員を超えたお仕事をすることになるかと思われます。

 

その時に気をつけることですが、最初は言われたことを素直にやっていればいいかと思います。

学校事務職員として働いているのに、地域の行事に参加させられたり

これが学校事務職員の仕事なの?

なんて思ったりするかもしれませんが、そんな場合でも心を無にして素直に言うことを聞いてニコニコ笑顔で業務にあたってみてください。

自分、公務員なんでそういうのやらないッス!

なんて下手に横柄な態度で逆らっていると…後々あまりよろしくないことになるかと思われます(勝手な想像ですが)

地域あっての学校なので最初は無心になってがんばりましょう。

 

慣れてきたら何かと意見を出せるようにはなるかと思いますが、慣れる頃には異動になるかもしれません。

 

余談ですが、離島はほとんどが児童生徒数が少ないこともあり教員の数も少ないことが多いです。

学校事務職員の忙しさは児童生徒数と教員の数に比例しますので、離島の場合学校事務職員としての仕事量は他の地域の学校に比べて格段に少ないと思ってください。

 

たとえば4月はじめは異動や新規採用された職員の通勤手当やらの手当認定がとても多いです。

特に大規模校になると10~20人くらいの認定を一気に行わなければならず、年度途中でも職員の状況の変化によって手当を支給したり切ったり、誰かが休んだら補充を任用する書類を作ったりと目まぐるしく次から次に仕事が舞い込んできます。

いっぽう離島のような職員数が少ない学校になるとそういった変化があまり起こらないので一年を通して比較的穏やかに仕事ができるかと思います。

 

上記のように離島はメリットデメリットがありますが、私の周りでは離島の学校を経験した人たちは当時のことを楽しそうに話す方ばかりなのでよい経験だと思って1年目を楽しんでみてください。

コメント

  1. 歯磨き大好き より:

    質問に答えていただきありがとうございました。

    おっしゃられていますように、離島だからこそ経験できることがあると思うので、離島での、

    時間を大切に過ごしていきたいです。

    今後もブログを読ませていただきます。

  2. はな より:

    はじめまして
    今年、中部のとある県での学校事務の採用に合格しました。
    しかし、次に連絡が来るのが2月ごろらしく、いつ配属がわかるのか不安です。
    主さんはいつ頃分かりましたか?
    また、この仕事につくまえにしておくとよいことを教えてください

    • 学校事務職員 学校事務職員 より:

      はな様
      コメントありがとうございます。
      また、この度は学校事務の合格おめでとうございます。
      ご質問についてですが、以前回答したものがありますので貼っておきます。

      質問の配属先についてですが、私の経験談をお話しますとまず2月か3月頃におおまかな配属先の地区の管轄の教育事務所から連絡がきます。
      愛知県でいうと尾張や西三河、東三河地区などの教育事務所です。一度その教育事務所へ行き採用説明を受けに行きます。
      その後3月中旬~下旬ごろに上記の連絡があった教育事務所の地区内にある市町村が決定して通知が届いたと思います。
      その最後の市町村決定の通知に配属先の学校名が記載されていますので、最終的に自分が配属される学校がわかるのは3月中旬~下旬という感じです。
      すごい直前と思うかもしれませんが、人事の内示は毎年度3月中旬~下旬とかなり遅めなのでそれまでに心の準備をしておいてください。

      またこの仕事につくまえにしておくとよいことですが、仕事で着る服を用意しておくことくらいでしょうか。
      自分は特に何もしなかったのですが、無事に4月を乗り切れたので特に構える必要はないかと思います。

  3. をやぢ より:

    初めまして。学校事務職員に興味を持っている者です。
    1人勤務が多いとのことでしたが、採用後4月にいきなり1人で放り出されたりしてしまうのでしょうか?また、研修などはどの程度行ってくれますか?

    • 学校事務職員 学校事務職員 より:

      をやぢ 様
      コメントありがとうございます。
      ご質問の1人勤務が多いという件ですが、新規採用後いきなり1人ということは少ないと思ってください。
      私の所属している自治体内では新規採用者80人程度のうち1年目から単数校勤務(1人勤務)の人は1~2人程度だっと記憶しています。
      ほとんどは採用から数年はベテラン学校事務職員と一緒にお仕事をするので安心していいかと思います。
      ただ、仮に採用1年目から単数校勤務になったとしても近隣の学校の事務職員や教育事務所などがサポートしてくれるのでさほど心配する必要はないかと思います。

      また、研修の頻度ですがこれは所属する教育事務所によるとしか言えません。
      研修といっても都道府県教育委員会主催のもの、支部教育事務所主催のもの、市町村主催の研修と種類があり、都道府県教育委員会の研修は回数は統一されていますが、支部教育事務や市町村主催の研修回数はバラバラだと思います。
      きっちり研修をやってくれるところだと月に1,2回開催してくれるところもあれば、2ヶ月に1回くらいしか研修をしてくれないところもあったり。

      ただ、私個人の意見ですが教育委員会などの研修よりも現場の先輩から教えてもらうことのほうが100倍仕事に活かすことができます。
      研修では基本的なことしかやらないこともあり、実際に現場で起こることの仕事の処理方法などは研修でやるだけでは対処できないことが多くあります。
      私は研修は1日職場を離れてリフレッシュする場所であり、同期と親交を深める場所という意識でしたので、気楽に望めばいいと思います。