今回は少しダークなお話です。
学校に長く勤務していると
なぜこの人は採用試験に受かったのだろう?
人事の人はちゃんと面接したのかな…?
と思ってしまう人が少なからずいます。
- 人の話は全くきかない
- 人の言っていることを全く理解していない
- 仕事がめちゃくちゃ…
- 人間的に大丈夫なの?
学校事務職員に限らず
先生にもそういう人がいるのです。
そんな疑問の答え(のようなもの)について
面接試験合格基準についてのカラクリを
どこかの誰かから聞いたので記事にしてみます。
面接試験の合格基準のカラクリ
先に断っておくと
縁故採用はない(と信じたい)前提です。
やっている自治体があるかもしれませんが…
面接試験は基本的に複数の面接官で行います。
そしてそれぞれが受験者に点数をつけるそうです。
例えばAとBの受験者がいたとして
面接官XYZがいたとします。
そして各面接官が以下のような点数をつけたとします。
(実際にこんな点数付けなのかは不明)
受験者A | 受験者B | |
面接官X | 45 | 95 |
面接官Y | 60 | 45 |
面接官Z | 70 | 45 |
一見受験者Aのほうが受かりそうな感じがするのですが
合格ボーダーラインを面接官の点数の平均が60点以上だとすると
受験者A | 受験者B | |
平均 | 58 | 61 |
受験者Bが合格してしまうというわけです。
つまり多数の面接官が低い点数をつけても
一人の面接官が高い点数をつけてしまうと
自然と合格ボーダーライン超えてしまうのだそうです。
面接官の中にもおかしい人はいる
この話を聞いて私は
やっぱり面接官もおかしい人がいるんだな…
と思いました。
誰が見ても明らかに
この仕事に不適格だろう。
と思う人でも
人によっては見え方が違うのだと思います。
今求められている学校事務職員像はこんな人?
最後に
今求められている学校事務職員とは?
これもダークな話ですが
近年の学校事務職員は昔に比べて質が下がっている
という話をよく耳にします。
理由は近年の景気回復によって
一般企業に先にいい人材をたくさん取られているから
だそうです。
公務員の試験の日程的にも学校事務職員は遅い日程なので
一般企業の採用からこぼれた人たちが受けに来る傾向が強いそうです。
中にはそれでもよい人材はいるそうですが
それでも、やっぱりう~ん…
という人たちがたくさんいるそうです。
そのような中で学校側が欲している人材は
明るく誰とでも話せる人
が求められていると聞きます。
ただ黙々と仕事をするだけでなく
仕事の失敗も含め、なんでも上に報告ができる人
先生や保護者の方ときちんとコミュニケーションを取れる
そんな人が現場には求められています。
そのレベルでいいの…?
と思われるかもしれませんが
そのレベルまで達していない人がいるんです…本当に。
面接ではいかに人と接するのが好きなのかというのを
アピールするのが合格への一番の近道かもしれません。
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