こんにちは。
最近はまだまだ暑い日が続きますね。
早く秋が来てほしいこの頃です。
さて、今回も質問に答えていきたいと思います。
ぽん さんより
先日は副業についてご教示頂きありがとうございました。
次に、ご自身の組合との関わり方についてお伺いしたいです。(行事参加の依頼がどれくらいあって、どのように断るor諦めて参加する のかなど)
「イベントの運営に駆り出される」「多少昇進で考慮される可能性もある」などの意見がネットでは見られます。
組合費を天引きされることはもう諦めているのですが、休日出勤を強いられるのであれば、今のうちから覚悟をしておきたいです。
ご意見をお伺いしたいです。
ぽんさんご質問ありがとうございます。
今回の質問の要点は以下のとおりですね。
- 学校事務職員と組合との関わりについて
学校事務職員の組合の関わり方について知りたい
組合についての質問は初めての質問ですね。
学校事務職員の組合の質問をされるということはぽんさんはかなりお詳しい人だと想像できます。
学校事務職員の組合って何?
という方のためにざっくりと説明すると
と思っておけばいいと思います。(自分はそう捉えています)
都道府県にもっと仕事の環境よくしろ~だとか
給料下げるんじゃね~~~!!!給料あげろ~~!!!
などと交渉しています。
他にも各校単数が基本の事務職員の交流を深めるイベントを開催したり、支部ごとの研究発表や研修会を定期的に行います。
行事参加の依頼の頻度について
そこで質問の内容ですが
ここでいう行事は大きく分けて2つあり
- 交流を深めるイベント(ボーリングやレクレーション等)
- 支部ごとの研究発表や研修会
ちなみに上記の2点はどちらも基本的に土日に開催されます。
平日の昼間に開催されることはないのでこれらに参加するときは必然的に休みが潰れます。
これらがどの頻度で行われどの程度参加しなければいけないのか?
ですが、私の所属している組合ですと
- 交流を深めるイベントは完全に任意(一切参加しなくてもOK)
- 研究発表や研修は支部内で輪番制になっていて最低でも1年に1回は強制参加
という感じです。
研究発表や研修は係でない限り基本的に座って話を聞くだけなのですが仕事のモチベーションが低い人にとっては苦痛かもしれません。
ただし、研修の内容によっては有名な講師を呼ぶことがあるので勉強になることも多いです。
イベントの運営に駆り出されることがあるの?
次にイベントの運営に駆り出されるのか?という質問ですが
これは基本的に組合の役員になっている人が行うので組合員になっていても役員に入っていなければ運営側に回ることはまずありません。
では役員は誰がなるのか?ということですがこれは本人の希望をもとに支部内で決定するので何年も続けて役員をやっている人もいれば数年に1回しか役員をしない人もいます。
ちなみに組合の役員になると通常の勤務後に集まって夜まで会議していたり土日の行事に参加したりととても忙しいようです。(勤務中の組合活動は認められていないため)
そういった理由から組合の役員になる人は必然的に時間にある程度余裕のある人しか務まらないと思います。
子育てしながらの役員はほぼ不可能だと思うのでそういう人は候補から外されると思います。(勝手な自分のイメージですが)
イベントの参加率によって昇進に影響はあるの?
これについては確実なことは言えませんが
個人的にはないと思っています。
組合費について
これは個人的な意見ですが組合費ってなかなか高いんですよね。
組合費は給料の○%というルールで徴収していて給料が高いほど高い組合費を払うわけですがそんなにたくさんの組合員から組合費を徴収していてそんなに使うことある?
と思うことがあります。
一応年度の始めに昨年度の収支内訳の報告があるのですがけっこう謎に包まれている部分があったりします。
話を聞くと組合の役員会議の交通費としてタクシーを多用しているという話も聞きますし、昨年度でいうとコロナ禍で会議が減ったにも関わらず徴収する組合費は変わらないのに組合員に還元もせずにどこにお金を使ったのか謎な部分があります。
組合費についてはハンターハンターの暗黒大陸並の禁忌があるような気がします。
組合には加入しなくてはならない?
とはいえ、組合はあくまで任意で加入するものなので不満があるなら加入しないというのも一つの考え方です。
強制ではありませんし、最近の若い人は最初からきっぱり「加入しません!」と断る人も多いと聞きます。
ただ、私が組合の加入の是非で悩んでいるときにある人に言われたことですが
組合に加入もせずに組合の人たちが努力して勝ち取ったもの(待遇改善や給与アップ)を享受するのはどうなの?
という言葉が心に刺さり私は今でも組合員をやっています。
夜遅くまで学校事務職員の待遇改善などを話し合ったり都道府県と強く交渉してくれたりと組合は私達にとってとても心強い味方であることは事実というお話でした。
コメント
組合活動についてご教示頂きありがとうございました。
実際に現場でお勤めの方のご意見は大変イメージが湧き、勉強になります。
何度も重ねての質問をしてしまい申し訳ありませんが、卒業式の式典など「休日出勤が年間どれくらいあるのか」といったことについたご自身や周囲の方の経験を元にご教示頂きたいです